【東京】小泉進次郎防衛相は26日午前の記者会見で、防衛省の2026年度予算案に陸上自衛隊第15旅団を「第15師団(仮称)」に格上げするための経費が盛り込まれたことなどに触れ、「沖縄の守りを増強する」と述べた。
 小泉氏は「厳しい安全保障環境の中で、 国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜くため、防衛力の抜本強化を着実に進めるとの国家意思を表明するものだ」とも強調した。

 防衛省は26年度予算案に、沖縄県内の自衛隊施設の整備費として約691億円を計上。
 那覇駐屯地には、攻撃機能を備えた装輪装甲車「16式機動戦闘車(MCV)」を県内で初めて配備し、その運用部隊も編成する。
 27年度には、陸上から航空機のレーダーを妨害する「対空電子戦部隊」も配備する。
(東京報道部・新垣卓也)
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