【与那原】与那原町の東浜自治会(奥原崇也会長代行)は13日、地域住民を笑顔にしようと東浜地区コミュニティーセンターと隣接する広場などでイルミネーションを点灯した。センターの太陽光発電施設でつくられた電気を使い、来年1月中旬ごろまでともす予定。

 点灯式では子どもたちのカウントダウンで一斉に明るくなり、来場者約130人から歓声が上がった。会場では温かいスープが振る舞われた。
 与那原町は二酸化炭素(CO2)排出の実質ゼロを目標に掲げる環境省の「脱炭素先行地域」に県内で初めて選ばれ、東浜の一帯と町内の全公共施設でエネルギーの地産地消を目指している。
 奥原さんは「脱炭素事業に携わる企業へ呼びかけると10社が協賛してくれた。街が明るくなる。イルミネーションの範囲を広げていきたい」とあいさつ。協賛した「一匠」の城間盛将さんは「仕事をさせてもらっている恩返し」と笑顔を見せた。(南部報道部・平島夏実)
「脱炭素」で住民を笑顔に 太陽光発電でイルミネーション点灯 ...の画像はこちら >>
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