「インディーズ映画」と呼ばれるジャンルの作品があります。撮りたい映画を撮るために、撮りたい個人が映画製作に必要なお金を出して作るインディーズ映画は、低予算なことが多いのですが、「カリギュラ」は、世にも珍しい総製作費46億円のインディーズ映画。
名監督に名脚本家、有名俳優、豪華絢爛(けんらん)なセットや衣装。
 しかし、撮影はトラブル続きで、公開してみるとアート作品と思っていた映画はポルノ映画に仕上がっていて、多くの関係者が落胆したと言われる1980年公開の問題作。
 あれから45年、編集前の撮影素材が奇跡的に発見されました。腐敗したローマ帝国で皇帝の座を狙うカリギュラを主人公に「絶対的な権力は絶対的に腐敗する」姿を描きたい。再集結したスタッフが当初掲げたテーマに沿って改めて編集したのが究極版です。
(桜坂劇場・下地久美子)
◇桜坂劇場で上映中
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