逼迫(ひっぱく)する小児救急の現状を改善しようと、沖縄県立南部医療センター・こども医療センター(南風原町)は9日から、夜間や休日にオンライン診療の運用を開始する。軽症患者にオンライン受診を促すことで、緊急性の高い重症患者の受け入れを確保し、救急医療の提供体制を維持したい考えだ。

 県内の小児科医数は人口比で全国44位と少ない半面、夜間休日の軽症者の受け入れに特化した「1次救急診療所」は整備されていない。そのため、本来は重症者を診療する同センターに軽症者が集中するミスマッチが生じている。
 民間のオンライン診療サービス「キッズドクター」と連携することで、小児科医らの負担軽減を目指す。患者側にとっても、待ち時間の短縮や来院による感染不安を防ぐメリットが期待できる。
 担当者は「限られた医療資源を確保するため、ご理解をお願いしたい。オンラインで救急受診が必要と判断された場合は、もちろん受け入れる」と説明した。
 詳細はホームページに掲載している。(社会部・下里潤)
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