カイコを活用した医薬品原料の製造などを手がけるOPPL(那覇市、祝嶺陽子社長)は、新スキンケアブランド「繭日和(まゆびより)」シリーズを発売した。カイコの繭に含まれる天然の保湿成分に着目し、従来は廃棄されていた部分を使った新商品を開発。
沖縄素材も配合し、利用者にも環境にも優しい高付加価値商品として県内外、海外へ売り出す。
 カイコの繭に含まれるタンパク質「セリシン」のアミノ酸組成は、人の肌の天然保湿因子と似た構造を持つため天然の保湿成分として注目されているという。同社はセリシンを活用し、環境にも肌にも優しい化粧せっけん「シルクさふん」シリーズも展開している。
 今回、県の企業連携事業補助金を活用し、「繭日和」としてシルク石鹸(せっけん)、シャンプー、ボディーソープの3種類を開発。液体製品開発には、ハイビスカス農園を持つ化粧品製造のゆめじん(今帰仁村)と協業した。いずれも石油系界面活性剤や鉱物油、合成香料などを使用せず、低刺激・無添加にこだわった。
 1月から同社のECサイトや那覇空港際内連結ターミナル「ゆいにちストリート」にあるセレクトショップ「Dear Okinawa,」で販売している。祝嶺社長は「全国や海外展開も見据え販売を強化していきたい」と意気込んだ。(政経部・川野百合子)
カイコの繭、肌優しく潤う 天然の保湿成分「セリシン」活用 沖...の画像はこちら >>
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