沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の船2隻が転覆し、2人が死亡した事故で、第11管区海上保安本部は25日午前、業務上過失致死傷などの疑いで、亡くなった「不屈」の男性船長(71)の南城市内にある自宅などの関係先を家宅捜索した。

亡くなった「不屈」の船長の関係先を家宅捜索し、押収物を運び出す第11管区海上保安本部の職員ら=25日午後0時半ごろ、南城市内

 事故は16日午前10時10分ごろに発生。
不屈の後方を航行していた「平和丸」に乗っていた同志社国際高校(京都府)2年の女子生徒(17)も亡くなった。同校の西田喜久夫校長は出航の判断について17日の会見で、現地にいた教員と亡くなった船長で打ち合わせをした上で、「最終的に船長の判断に任せた」と説明していた。11管は、男性船長と高校側が事故前にどのようなやり取りをしていたかなどを調べるとみられる。
 事故当時は波浪注意報が出ていた上、船を運航する市民団体「ヘリ基地反対協議会」が出航基準を明文化していなかったことが分かっている。11管は20日には、名護市のヘリ基地反対協の事務所などを家宅捜索した。2隻が海上運送法に基づく事業登録をしていなかったことから、海上運送法違反容疑も視野に捜査している。
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