俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第21話が29日に放送された。

 第21話は、直言(岡部たかし)ら16人が贈収賄の容疑で逮捕された「共亜事件」は世間の注目を集め、寅子(伊藤沙莉)は大学に行けずにいた。
そんな中、花岡(岩田剛典)と穂高(小林薫)が猪爪家にやってくる。穂高が直言の弁護を引き受けてくれることになり安どする寅子たち。逮捕から4か月後、予審が終了し、「罪を自白した」と書かれた新聞記事に戸惑う寅子たちの元に直言がようやく帰ってくる…というストーリーだった。

 寅子が学校に行けずにいた間、教室では小橋(名村辰)、稲垣(松川尚瑠輝)が陰口を叩いていた。その様子を目撃した轟(戸塚純貴)は怒りの鉄拳制裁。「轟のおかげかは分かりませんが、寅子の大学生活は無事、再開されたのでした」(語り・尾野真千子)という。


 視聴者からは「#俺たちの轟」「やっぱり最高の漢」「朝からスカッとした」「日に日に轟株があがっていく」「今週も轟株はストップ高」「どこまでも仲間思いな轟に感動」などの声が寄せられている。

 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。