フリーアナウンサーの青木源太が7日放送のカンテレ『旬感LIVE とれたてっ!』で、2026年春ごろにコンサートツアーを開催し、活動を終了すると発表した5人組グループ・嵐について、目をうるませながらファンとしての思いを語った。

 番組の冒頭で、嵐の“活動終了”発表を報道。
青木アナはいつもと変わらない様子で、コメンテーターの宮崎美子や東野幸治にトークをふっていたが、東野から「横でV(TR)を見ながら、全部説明してくれるんですよ」と明かされると「青春そのものですから」と照れながら答えた。

 さらに、コンサートツアーまでのこの1年間の注目ポイントについては「リーダー・大野智の輝き」とし、「活動休止をずっとしていたのは大野さんで、嵐の楽曲というのは、一番盛り上がったところで大野さんのソロパートがやっぱりあるんです」と指摘。「大野さんって普段お話ししていると、すごいふんわりとした、ひょうひょうとした人」と言うと、東野も「バラエティーでもボケ的な空気が柔らかい感じの人」と同意。そこで「でも、いざオンステージになると、東野さん!パッと変わるんですよ」と急にスイッチが入ったように熱く語りだした。

 「もうキラっというアイドルの輝きを放つ大野さんがいるので。これまでの嵐の活動を振り返っても、リーダー・大野智、決めるときにはちゃんと決めてきた男なんです。だから、大野さんが来年春のツアーでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目しています」と熱弁した。青木アナの語りに、東野が「我々いま、一番良い席で話聞けてるんですね」と笑顔。宮崎も青木アナの熱意にほほ笑んでいた。さらに、「嵐は各局で冠番組を持っていたわけです。そのスタッフの皆さんともう一度、特番という形でも何かあるのかな、と予想しますね」と分析した。

 そして、最後にメッセージを求められ「1999年に結成、デビューして、来年春に活動終了ということで、27年間ですよ。
27年間にわたって、メンバーが誰一人欠けることなく、グループが存続したというのは見事の一言だと思います。国民的アイドル・嵐とありますが、私は国民的と冠のつくグループはもうなかなか現れないんじゃないかと思ってます。なによりすごいのは、老若男女がグループ全員の顔と名前が一致するグループが今後、この日本において出てくるのかと。来年の春に活動終了ということで、私にとっても大きな太陽だった嵐がついに沈むということになります。この1年はいわば、夕暮れ時だと思うんです。自分の印象に残ってるライブで言えば、国立競技場もハワイのコンサートも夕暮れ時に歌う嵐がすごくきれいだったという印象があるんです。活動終了に向けて、きっと5人で一つになって美しい夕暮れ時を描いてくれると思いますので、私個人としては憂うでもなく、悲しむのでもなく、しっかりと噛み締めながら、皆さんの活動を見守りたいなと思っています」と目をうるませながら、力強く語った。

 青木アナのメッセージに、東野も「素晴らしい仕事ですね」と称賛し、スタジオからは拍手が送られた。
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