同番組は、結婚を前提に交際している8組のカップルが、過酷な合宿生活の中でお互いの“愛を試す”熾烈なミッションに挑み、結婚資金1000万円の獲得を目指す婚前合宿サバイバル番組。
第2話では、お題となる競技に挑戦し最下位となったカップルが脱落となる第1回脱落デスマッチが行われ、1組のカップルが脱落決定。さらに、他メンバーからも“理想の結婚相手”と一目置かれる男性メンバーの壮絶な過去が明かされ、参加カップルやスタジオMC陣が思わず涙する展開となった。
第1回脱落デスマッチの競技は、カップルのどちらか1人がタイマーのスイッチを持ち、30秒ピッタリを目指してキス、最も30秒から離れていた最下位カップルが脱落となる“愛の30秒キス”で競うことに。無条件で参加しなければならない該当者は暫定ランキング4位のハトミ・さやか、5位のセバス・サユリ、6位のだいご・ちひろ、7位のムン・るい、8位の柴助・マミモンの5組。ハトミ・さやかが28秒、セバス・サユリが29秒と好タイムを出す中、ムン・るいのチャレンジではタイマーを持ったるいが手でカウントする様子に「ちょっと遅くない?」とスタジオMC陣がざわつく。結果36秒と大幅にオーバーしてしまったムン・るいに、津田は思わず立ち上がり「長ーい!」と絶叫しながら、持ちギャグ“スー”を披露。進行役の西村が「ここで“スー”が出ました」と実況するなど、津田の興奮ぶりにスタジオでは笑いが起きた。そして5組がチャレンジを終え、最も30秒から離れていたムン・るいの脱落が決定。
ムン・るいカップルの脱落から一夜明けた合宿4日目の朝食では、号泣するメンバーが多発するまさかの展開に。思いがすれ違ってしまうひろむ・みずほの会話から、「怒られてる時、俺記憶飛ぶんだよね」「防衛本能として避け続けた結果が今の状態になってる」と語ったひろむに、“国際恋愛コーチ”の肩書きを持つサユリは「避け続けた結果、自分の最愛の人を失うよ?」と叱る。ひろむは「みずほはみずほで感情のコントロールが結構苦手というか、怒りの感情が強いから」と続けるが、みずほは「それを先に言われるのがすごく嫌なの」「私はわかってるの。自分がそれができないってことは」「毎回言ってるよね、それやめてって」と涙ながらに反論した。そんなみずほの姿に、鈴木は「かなり追い詰められている感がありましたよね…心配ですよね」と、ひろむとの行く末を案じていた。
そんなみずほとひろむのやりとりに共感したのか、さやかの目からも涙があふれるというしんみりとした空気の中、大野くんは0歳から18歳まで児童擁護施設で育ったと自らの生い立ちを語りはじめる。大野くんは「小学校3年生の時に父親の顔が見てみたいっていう好奇心で母親にそれを言った」「母親は僕が家族としてやり直したいと思ってると思って、父親と連絡を取り始めた。また3人でやり直そうって言われたけど、僕はそれを断った」と、複雑な家庭環境を明かした。その後母親との関係が悪化し、「陸上をはじめてすぐに賞をとって新聞に載って、それを見た母親から手紙が届いた」と続けた大野くんは、その手紙には「今すぐ部活を辞めてほしい」「あなたのせいで私の人生が狂わされる」「あなたを産まなければよかった」と書いてあったと告白。
衝撃的な内容に一同が息をのんで耳を傾ける中、「そういう経験が自分を強くしてくれた」「向き合い続けたら強くなれるはずなんですよ。