フジテレビは7日、一部週刊誌報道であった社員が当時20歳未満の女性と飲酒したとの事案について、調査結果を発表した。

 同局は文書で「一部週刊誌報道における当社社員が2023年の夏に当時20歳未満の女性と飲食店にて飲酒をし、性的トラブルがあった旨の指摘について、外部弁護士による事実関係の調査を実施いたしました」と説明した上で調査結果を報告。


 報告書の中では「当時18歳の女性が、男女4名の酒席でアルコール飲料を摂取した事実が認められましたが、他の同席者3名がこの女性の意思に反してアルコールの摂取を勧めたような事実は認められず、また、男性2名はこの女性と初対面で年齢を知っていたものとは認められませんでした」と公表。「記事にある性被害の発生なども認められませんでした」と強調した。

 また「酒席に参加した当社社員につきましては、当該女性が大学生の番組出演者と知りながら年齢確認を怠ったことにつき、法令に違反するとは認められなかったものの、放送局の社員として軽率であったものとして、厳重注意をいたしました」とした。

 その上で「関係者の皆様にご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます。当社は本事案を厳粛に受け止め、改めてコンプライアンスの遵守を徹底してまいります」とコメントした。

 一部報道では、男性社員が3月末に終了した深夜番組『オールナイトフジコ』に出演していた『フジコーズ』未成年メンバーに飲酒させ、性的トラブルを起こしていたと伝えられていた。

 その後、同番組公式サイトでは、メンバーが2023年夏頃に当然未成年でありながら飲酒した事実が認められたとして、謝罪していた。
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