原作は、丸山正樹氏の『夫よ、死んでくれないか』(双葉社)。誰もが、結婚前にはいいことしか言わない。どうして教えてくれなかったのだろう、結婚した後に、激しい孤独や、生活の虚しさや、将来への不安を抱えることになるなんて。不倫夫、モラハラ夫、束縛夫…と癖の強い夫たち。そして妻たちに秘められた過去とは。先の展開が読めない復讐ドラマの集大成、結婚の本質と危うさに迫る危険なエンターテインメントを届ける。
一度出した退職届を取り下げ、元後輩の下で働くことになった麻矢(安達)は、友里香(磯山)の夫殺害計画に対して「もう関われない」と宣言。一方、璃子(相武)も不倫相手の亮介(清水尚弥)から「子どもはおろして」と言われたことにショックを受け、また束縛夫の弘毅(高橋光臣)が子どもを産めない体質であることに苦しんでいたことを知り、「本当にやるの?死んでもらうしかないのかな」と自身の夫殺害計画を考え直すようになっていた。
バッティングセンターで麻矢は、インタビューでの嘘や、夫・光博(竹財輝之助)に対して「死ねばいいのに!」と言い放ったこと、自分の行動を振り返り悔やむ。脳裏には「そもそも光博を夫に選んだことが…」とまで思ってしまう。バッティングセンターで出会った千田(久保田悠来)と別れ、麻矢が自宅に戻ると、そこに光博の姿が。
この展開に「え!?光博!!」「妄想?ほんもの?光博 帰ってきたの?」「えーー!!!光博じゃん!!!」「帰ってきた…!」と視聴者も驚がくしていた。