UFC参戦が決定している前RIZINフライ級王者の堀口恭司が7日、横浜スタジアムで行われたプロ野球「横浜DeNAベイスターズvs.北海道日本ハムファイターズ」の始球式に登場。人生初の始球式ながら、堂々とした投球で見事にノーバンのストライクを決めると、スタジアムの大観衆から大きな声援と拍手が送られた。


 終了後の囲み取材にも応じた堀口。ユニフォームの背番号が「61」の理由を聞かれると「ロイです」と愛犬の名前が由来であると説明。アメリカの自宅で待っている家族への愛を感じさせた。

 また、あす8日にはU-NEXTでライブ配信する『UFC 316』のゲスト解説も務める。メインのバンタム級タイトルマッチ(王者メラブ・ドバリシビリvs.挑戦者ショーン・オマリー)の展開予想を聞かれると、一気に格闘家の表情になって丁寧に分析した。

 「1回戦っているリマッチで、前回はメラブがテイクダウンを取ってコントロールした時間が長かったんですけど、今回はたぶんオマリーがそれをさせないようにいろいろ対策を練ってきてると思うので、面白い打撃の試合になるのかなと思います。ただ、メラブのスタミナは半端じゃないので、メラブは同じ展開に持っていこうとする、(勝負のポイントは)そのせめぎ合いじゃないかな」。

 また、同大会では堀口とベラトールで対戦しているパッチー・ミックスのUFCデビュー戦、また同門のATTに所属する女子ファイターのケイラ・ハリソンのタイトルマッチなど、堀口に縁のあるファイターも出場する。
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