『アイアンマン』(2008年)で天才発明家トニー・スタークが作ったパワードスーツから始まったMCU。彼の継承者として現れたのが、自ら開発したパワードスーツを駆使して空を翔ける“アイアンハート”ことリリ・ウィリアムズだ。3歳で初の発明を成し遂げ、マサチューセッツ工科大学(MIT)に通う天才少女は、すでに『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22年)で鮮烈なデビューを果たしている。
配信開始に先駆けて解禁された特別映像には、パワードスーツをまとい疾走する姿や開発に没頭する姿が収められており、リリの類まれなる才能と揺るがぬ正義感が印象的に描かれる。製作総指揮を務めるライアン・クーグラーは「MCUへの登場は最高だった」とリリの初登場を振り返りつつ、「彼女は型破りで、それゆえに特別な存在だ」とその魅力を語る。
製作陣のブラッド・ヴィンダーバウムとゾーイ・ネーゲルハウトも「これはトニー・スタークの後継ではない。リリ自身が伝説を築く物語」と強調。主演のソーンも「リリの新たな冒険に期待して」と呼びかけている。