2018年にスタートし、2年ぶり4度目となる『水谷千重子50周年記念公演』の開催。
そのほか、的場浩司、高橋ひとみ、近藤春菜(ハリセンボン)、倉たけし(ロバート・秋山竜次)が参加。途中、水谷が沖縄から見つけた大型新人・まさとし先輩(ありんくりん・ひがりゅうた)も登場した。
的場は「先生、4度目の50周年。おめでとうございます」と祝福。前回の50周年以来2回目の出演となるが、その公演にかける水谷の熱意、その後に食事を共にした際の言葉が胸に響いたそう。「気を付けてくださいよ。真剣に言いますよ。水谷千重子先生を心からお慕いしています。先生の背中をいつまでも追い続けたいと思います。先生の敵となる者は僕が排除します」と宣言。
倉とまさとし先輩が、わちゃわちゃ会見をかき乱すと、的場は「倉さん、まさとしさん、先生に恥かかせるのはやめてもらっていいですか?テンション上がるのはわかりますが」とドスの利いた声で圧を掛けた。倉は「的場ちゃん、そのトーンだけやめてもらっていい?おしっこ出ちゃう」と冷や汗をかきまくっていた。
また、観客からの質問コーナーでは的場のデビュー当時からのファンが「ぜひとも今回は2部の歌謡ショーに歌手でも大活躍した的場浩司さんを!」と要望が。水谷は「千重子は出てもらったら、うれしいけど」と笑顔を見せると、的場はうつむきながら「先生…」とぽつり。「すさまじい角度から来た。ありがたいことですけど全くの想定外で…」と的場は苦笑いを浮かべながら「僕はお芝居の方で」とやんわり辞退。
水谷は「歌おうって自分の中で覚悟を決めるのはどうかしら?歌声を聴けたらうれしいし、(『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で的場が所属した不良野球チームの)『爆苦連亡世(ばっくれんなよ)』の時代がよみがえるようなこともやっていただきたい」と追い詰めると、的場は「この後、先生としっかりとお話をさせていただいて…。(会見を)すっごい楽しみにして来たんですけど今、苦しいです…」と今度は冷や汗をかかされていた。
第1部は「お芝居ステージ『CAKUGO(カクゴ)愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス』に。あらすじは「1962年アメリカ、シカゴから792マイルを隔てたニューヨーク・ブロードウェイを舞台に繰り広げられる謎多き伝説の女性ダンサー、フローレンスの物語。いかにしてトップの座に君臨し、突如として姿を消したのか。水谷千重子が贈る愛と夢と笑いと涙と希望と絶望と感動の完全新作オリジナルでミュージカルなエンターテイメント」となっている。
8月22日から9月7日まで東京公演が明治座で、9月13日から22日まで福岡公演が博多座で、9月27日から10月5日まで大阪公演が新歌舞伎座で行われる。