本作は、原作40周年となる記念すべき年に5度目の上演を迎える。
東京公演に先駆け、カンパニー初となる海外公演が実現。5月に『マカオ芸術祭』(マカオ政府観光局主催)にて全4公演を上演、チケットは全公演ソールドアウトでおよそ4000人が観劇し、全公演でスタンディングオベーションが起こるほどの大盛況で幕を閉じた。
”トンボ役の先輩”を「トンボの先祖様」と表現し笑いを起こした黒田は、先輩たちからの助言について聞かれると「みんな飛行機乗ってんのかな、チャリで飛んでっちゃってなかなか会うことなくて」と作中での行動にちなんでユニークに説明。
そんな中、過去にトンボ役を演じたACEesの那須と深田からは激励があったとし、「会ったときに、頑張ってね、と応援のメッセージと観にいくねとは言っていただいたので、いつ観られても恥のないように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。「2人は観に来ますか?」との問いには、「けっこう嘘つくことがあるので、来ますかね?」と冗談交じりに答え笑いを誘いながら、「観に来てください!」と呼びかけた。
那須と深田がACEesのYouTube配信で、演出家の岸本功喜から2人ともも「おまえが歴代1位だ」と言われたと話題にしていたとし、自身は何か言われたかと問われると、黒田は「マカオ公演を終えて、『黒ちゃん一生やっていけるよ!』ってトンボと言うよりは個人としていっていただいた」と明かした。「どれがいい、とかじゃなくて毎年パワーアップして、昨年のものを引き継いでその人なりのトンボを演じて、みんなが歴代1位って」とし、「手のひらで転がされてるのかなって」と笑いを誘っていた。
公演は、きょう19日から29日に東京・新国立劇場 中劇場にて上演される。
会見にはほかに、俳優の山戸、生田、神田、ライセンス・藤原、白羽が参加した。