それが「1つの曲をみんなで分担!ミュージックシェア」だ。
同局本社内の録音スタジオに集まった8人に、新企画「ミュージックシェア」の内容が告げられる。記念すべき第1回の課題曲は、約150年前にアメリカで作られた童謡『大きな古時計』。日本人にもなじみ深く、ゆっくりとした曲調とあって、「これ簡単なんじゃない?」(菊池風磨)、「歌うタイミングさえ覚えちゃえば行ける!」(原嘉孝)と、メンバーは皆、早くも自信を見せる。
今回歌う音数は、全部で115音。それらを“ソ”の音は菊池、“低いソ”の音は松島聡…というように振り分けていく。31回と最も多く登場する“ド”は佐藤勝利が担当し、新メンバーの中で唯一、歌・ダンスともに未経験で加入した篠塚大輝は、4回登場する“ファ”を受け持つことに。オーディションで見せた篠塚の急成長ぶりは「ミュージックシェア」でも発揮されるのか、周囲のメンバーも期待を寄せる。
こうした適材適所の分担の甲斐もあって、練習の段階では特に目立ったミスもなく、まずはアカペラで、続いてカラオケで、楽しく歌う8人。練習時間は30分間用意されているのだが、30分経たないうちに、さっそく録音をしてしまおう、という流れに。
そして録音後、別室で8人の歌声を審査していた上野ヴォーカルアカデミー代表専任講師の上野実咲氏から、モニター越しに審査結果が伝えられる。果たして、全員正確に歌うことができるのか、それとも、本番でもやらかしてしまうメンバーは現れるのか。そして8人は、ボイストレーナー歴25年の上野先生のお墨付きをもらい、見事合格することができるのか。
また番組の最後には、番組に関する重大なお知らせも発表される。