本作は、グアムを訪れた世代が違う男女3組のとある1週間を描いた物語。
同作で蓮佛は、結婚3年目で関係に葛藤する妻役を演じる。そこで結婚観について聞かれた蓮佛は「結婚に限らず、生きていく上で他者と関わり合うことって、切っても切り離せないもの」とし、「今回は夫婦という関係性で、お互いにちゃんと分かり合いたいと努めるお芝居をずっとやっていて、その中で悲観的な意味ではなく、他人ってどこまでいっても他人なんだなと思った」との考えを示した。
続けて「夫婦とか恋人とか、近い関係であればあるほど、“この人ってこういう人だから”とか“これって言ったらこう返すじゃん”みたいな、ある種の思い込みが生まれやすい中で、だからこそそこがすれ違うこともあって、どこまでいっても他人だからこそ、話すこと、会話することとか、想像力を持って相手に伝えることを、長い時間一緒に過ごしていても大事にしないといけないんだろうなと改めて感じた」と語った。