大歓声で迎え入れられると、主演の當真は「すごくドキドキしていて、この場に立つのも緊張していたのですが、温かく迎えていただけたので、それだけでもドラマがいい方法につながっているんじゃないかなと思います」とホッとした表情に。原は「ドラマ、楽しんでいただけましたか?」と投げかけ、生徒の拍手を受けて「温かく迎え入れていただき、とってもとってもうれしいです」と声を弾ませた。
また、イベントでは生徒の悩み相談会を開催。大事な大会を控える競技かるた部の生徒から「去年、緊張でうまくいかなかった体験があって、不安です」という声が寄せられると、上白石は「身が入っていないことやどうでもいいことには緊張しないじゃないですか。緊張するということは、それだけ本気で身を尽くされているということ。なので、緊張している自分が素敵だと思い、緊張と一緒に頑張ろうという気持ちが大切。人から聞いたことですが、『緊張してだめだ』ではなく、『わかる、それは(緊張)するよね』って言い聞かせた方がいい」とアドバイス。「応援しています!」とエールを送った。
原作『ちはやふる』はシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画で、「第2回マンガ大賞2009」「第35回講談社漫画賞 少女部門」など数々の賞を受賞。2016年、18年に映画化された『ちはやふる-上の句・下の句・結び-』では、瑞沢高校に入学した主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が、仲間と共に競技かるた部をゼロから作り、全国大会優勝を目指し、成長していく物語が描かれた。
今作は、映画から10年後の世界を描く。廃部の危機にある梅園高校・競技かるた部の藍沢めぐる(當真)が、顧問として赴任してきた大江奏(上白石)と出会い、成長していく姿が描かれる。
最後に、藤原は「『ちはやふる』は漫画が原作ですが、10年前に映画を見て学校に行くのが楽しみになりました。このドラマもそのパワーがあり、より青春を楽しめると思うので、最後まで楽しんでいただけたら」と呼びかけ。現役高校生である斎藤も「この1話を見て、心に寄り添ってくれる感覚を持ちました。皆さんの心のよりどころにもなり、毎日がより彩られることを祈っています」と願いを込めた。