オリジナル劇場アニメ『KILLTUBE』、塚田悠衣が初主演　主要キャストに河西健吾＆佐倉綾音が決定

オリジナル劇場アニメ『KILLTUBE（キルチューブ）』（2026年日米同時公開予定）の主要キャラクター3人の声優として塚田悠衣、河西健吾、佐倉綾音が出演することが6日、発表された。あわせて出演者3人によるコメントに加え、「鋭意開発中映像#01」と新ビジュアルも日米同時に公開された。 本作の、物語の舞台は2026年まで江戸時代が続く日本。厳しい身分制度に抗う最下層の3人組が、身分を変える唯一の手段「決闘配信」に挑むバトルエンターテインメント作品となっている。総製作費10億円規模のプロジェクトとして24年4月に発表して以来、公開したティザー映像は合計500万再生を突破。ポニーキャニオンも製作委員会に加わり、日本のアニメ業界でオリジナル映画を育てることを目指して鋭意制作中となっている。「108の実験」と称した挑戦・制作プロセスは、今後も順次公開される予定だ。 海外での公開も目指す本作は、4日～6日に開催されている北米最大級の日本アニメ・ポップカルチャーのイベント『Anime Expo 2025』に出展し、監督を務める栗林和明氏とプロデューサー陣がトークパネルに登壇。約2000人を収容する会場には現地のアニメファンが参加し、日米同時発表の瞬間には歓声が上がるなど、大きな盛り上がりを見せた。 何にも縛られず、おもむくままに生きる主人公・武蔵役を務めるのは、本作が初主演となる塚田。生粋の詐欺師である菊千代役には河西、心を失った発明家・玲央役には佐倉が決定し、キャラクターとのコラボレーション画像が初公開された。 また、このたび公開された「鋭意開発中映像#01」は、まさに絶賛開発中の映像と、制作現場の熱い熱量を表現したドキュメンタリーテイストな仕上がりになっている。主人公武蔵が颯爽と駆け抜けている新ビジュアルでは、作品の見どころであるバトルシーンの躍動感を表現。本編に登場するさまざまなキャラクターが描かれている。 さらにきょう6日には、本作のプレミアアイテムを販売するサイト「KILLTUBE BACKERS’ STORE」が開設された。本サイトは、主に本作を応援するファンに向けて開設し、売上の一部は、よりクオリティーを上げるための制作費や、より多くの人に届けるための宣伝費に活用される。本取り組みは『KILLTUBE』というプロジェクトにおける「ファンと共に作品を育てる」という新たな試み・実験の一環でもあり、今後も随時、内容を更新予定となっている。■主要キャストコメント▼塚田悠衣（武蔵・ムサシ役）「武蔵役、塚田さんに決まりました！」と連絡をいただいたときは、驚きと感動のあまり、思わず自宅を走り回りました。夢の主人公・夢の少年役・夢の劇場版作品、一気に3つもの夢が叶うチャンスを掴んだ瞬間の興奮は忘れられません。人生が変わるぞ、人生を変えるぞ、と覚悟を決めました。武蔵をオーディションで演じたときから、真っ直ぐさ・素直さから来る自由を感じていました。それをすごく楽しいと思えたことが、印象的なオーディションでした。最後まで、演じることを楽しみ切りたいと思います。てっぺん目指すぞ、武蔵。▼河西健吾（菊千代・キクチヨ役）この度『KILLTUBE』にて菊千代の声を担当させていただくことになりました。リリースにあたり宣伝用のスチールも撮影させていただいたり監督ともどういった作品に仕上げていくか熱いディスカッションしたりと他にない新しい試みのもと制作中です。この新しい試みの作品、ぜひ楽しんでいただけますと幸いです。▼佐倉綾音（玲央・レオナルド役）栗林監督の映像作品がとても好きでいちファンとして動向をチェックしていたのですが、まさか『KILLTUBE』に関われるとは思っていませんでした。パイロットムービーのクオリティーを劇場で観続けられると考えるとすごいと思いませんか？スクリーンで躍動する栗林監督の映像を今からとても楽しみにしています。レオナルドはクールでキュート、オーディションの時にひたすらお芝居を引き算していったのが印象的です。たくさんの皆さんに応援していただけますように。