番組内では改めて番組の継続を報告。これかもTOKIOの楽曲を流すとし「TOKIOの曲自体を流しませんということはない。なぜなら、TOKIOというものに対してひとつの後悔もないですし、TOKIOというグループにいたことはこれからも誇りに生きてくと思う。だからTOKIOの曲を流さないということにはあってはならない。TOKIOをもう一度自分のなかでリスペクトしたい」と胸中を明かしていた。
先週の放送では発表前に収録されたものだが、TOKIOのヒット曲「宙船」をオンエア。19年前に中島みゆきによる楽曲提供された同曲に「あのとき、俺は20代後半だったのかな。今は49。今のほうが歌詞が刺さるんですよ。だからからサラリーマンの方にうけたのかな、と今わかってきてる」としみじみ。
番組宛てには取材対応時やここまでどのような気持ちで過ごしていたかを尋ねるメッセージも多かったとした松岡は「ちょっとキザな言い方になるかもしれないけどあのときの俺を支えていたのは「お前が消えて喜ぶものにお前のオールを任せるな」。この27文字が俺を支えたんです。
「自分たちで演奏していたのに、まさか自分たちの曲のフレーズに自分自身が助けられるとは思わなかった。「すばらしい曲はたくさんあるんですよ」と前置きしつつ「やっぱりあの曲を歌わせてもらっていたことに縁を感じました」と支えになったことを振り返った。
またあまり外出もできていなかったという松岡だが収録の前々日には行きつけの飲み屋へ。「みんな心配してくれて飲んで…もう一軒居酒屋行って。店の人も『大変だったね』『ごめんね心配かけて』みたいなこと言って。いつものメンバー。野郎5、6人の…。よしカラオケいくかって。カラオケ行って、俺、「宙船」歌ったもん(笑)。解散して一発目に歌った曲は「宙船」。
「あったことを粛々と受け止め、だからといってグズグズしていても仕方ない。じゃあ次どうするかと考えを切り替え…もちろん寂しい、悲しい、ファンの方には急だったからどうなってんのよというファンの方も圧倒的に多いと思う。そんな形になってしまって申し訳ないんですが、だからといっていつまでも止まっているわけにいかない。止まっていればいるほど、人間は良くない方向にいっちゃう気がする。少しでもベクトルを変えて前に進まないといけない。まだまだ人生は続くわけで、これから出てくる城島と国分と松岡をみてくれればそんなうれしいことはない」と前向きな姿勢をみせつつ「心に余裕がある方は見守っていただいて、今後お付き合いいただければ」と呼びかけていた。
TOKIOをめぐってはメンバーの国分太一をめぐり、先月20日に日本テレビが、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとし、『ザ!鉄腕!DASH!!』降板を発表。その後、株式会社TOKIOとSTARTOENTERTAINMENTが国分の無期限活動休止を発表した。25日には公式サイトにて「城島茂、松岡昌宏、国分太一をメンバーとするグループ『TOKIO』は、本日をもって解散することにいたしました」と報告していた。