同番組は、感謝を伝えるため世界を駆け巡るドキュメントバラエティー。
取材を進めると、麻薬ビジネスが激化させたコロンビアの内戦から逃れてきた、避難民だという事実が明らかに。世界屈指の生産量を誇るコロンビアの花づくりは、特に貧困層の女性の受け皿として発展してきた。産業隆盛の裏にある苦難の歴史をひもときながら、力強く生きる人々の人間ドラマをドキュメントする。
そして、日本の「花屋さん」「入学式の中学生」「結婚式の新郎新婦」など、コロンビアのカーネーションにお世話になった人たちの感謝の気持ちをビデオレターで届ける。心ゆさぶるヒューマンストーリーの連続に、AIも涙を流す。豆原が、母へ捧げる歌「ママへ」の誕生秘話を公開する。
【コメント全文】
■佐藤隆太(MC)
今回は母の日でおなじみのカーネーションがテーマでしたが、まさかコロンビアからそんなにたくさん輸入しているとは知らず、またカーネーションづくりの裏には苦しい過去があったということも知らなかったので、学びにもなりましたし、新しいものの見方を持つことができました。
来年の母の日に、自分の母にカーネーションを贈るとき、コロンビアの人たちのぬくもりや温かみを感じながら渡せるのはとてもうれしいです。
■AI(MC)
感動場面がたくさんで、まさかカーネーションで泣くとは思いませんでした。これまでは花をもらったときに、花よりも気持ちのほうがうれしかったけれど、これからはカーネーションでコロンビアのことも思うようになると思います。花を育てる人のバックグラウンドも知って、子どもを抱きしめることができる平和な環境があるという大切さに気付かないといけないと感じました。
また、コロンビアの花農家のみなさんに、日本でどんな気持ちを込めて花が贈られているのか見てもらえたことも良かったです。「ありがとう」を届けるって本当に大事なことですね。しかし、こんなポップなイラストで楽しい番組と油断していると毎回裏切られる!
■3時のヒロイン・福田麻貴
VTRを見て感動しました!コロンビアがどんな国か知らなかったんですけど、みんなが陽気だし街の色彩も豊かで、とても好きな国になりました。そして中でも、コロンビアのカーネーション農家の方々に“ありがとう”が届いた瞬間の、彼女たちの表情は一番感動しましたね。そのリアクションを見て、私自身もうれしくなったし、誰かに“ありがとう”を伝えたい気持ちにもなりました。
これまで花をあげる習慣はなかったんですけど、花って一番シンプルな気持ちの伝え方だなと思いました。私も誰かに感謝の気持ちを伝えたい時はカーネーションを渡したいです。
■JO1・豆原一成
コロンビアの花農家の方が、苦しい過去を乗り越え、日本や世界中にカーネーションを送り届けていることに驚きました。感謝の気持ちでいっぱいです。
VTRに出てきた結婚式のシーンで、カーネーションを親に渡すシーンの時、自分にもそういう瞬間が来たら、泣いちゃうだろうなと思いました。鹿児島のカーネーションおじさんの活動もすてきでした。自分もいつか“カーネーションお兄さん”になれるように頑張ります。
■板垣李光人(ナレーション)
今まで何気なく感謝の気持ちを伝える花だと思っていたカーネーションの多くが、コロンビアで日本のために心をこめて作ってくださっていたものだということを、初めて知りました。内戦で大変な過去を経験し、そこを乗り越えてきたからこその、皆さんの仕事への向き合い方の真摯さや愛がひしひしと伝わります。
そんなコロンビアの花が、番組後半に登場する“カーネーションおじさん”の離島での寄付活動にもつながり、国を越えて大切な思いがリレーされていく様に胸を打たれました。