中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでの道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。
第75回は、東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが『ガード下の女王』はなかなか見つからない。みんなで屋台のおでんで腹を満たしたあと、嵩(北村匠海)はのぶを呼び止め、「ありがとう」とお礼を伝える。が、不意に腹を押さえてその場にうずくまってしまう。すると、東海林(津田健次郎)と岩清水(倉悠貴)も腹を押さえて…! 慌てるのぶに声をかけてきたのは…というストーリー。
アニメ『それいけ!アンパンマン』で主人公・アンパンマンの声を務めている俳優・戸田恵子が本格的に登場。のぶが高知新報時代に出会う高知出身の代議士・薪鉄子(まき・てつこ)。のぶ以上のスピード感で進んでいくハチキン(土佐ことばで、快活な女性)であり、「弱い立場の者に手を差し伸べる」という強い信念がある。後にのぶの人生に大きな影響を与えていくことになる…という役どころだ。
視聴者からは「声だけですぐわかった!」「ついに戸田恵子さんが降臨ですね!」「オーラが半端ない」「アンパンマン声優キター!」「満を持しての登場ですね」「鉄火のマキちゃんがモデルのキャラクターなのね!」などの声が寄せられている。