公式サイトでは、「同番組では、家具・インテリアを扱う大手企業1社を全編で紹介。
その後、関係者のヒアリングや議論を重ね、次のような事実を認めたと伝えた。
1.商品説明に続く商品名、税込み価格のほか購入に際しての注意事項などのテロップ表示や企業のロゴマークの常時掲載などについて、番組と広告の識別に対する認識や検討が甘かった。
2.この企業が番組の提供スポンサーになったという情報共有が十分ではなく、企業のCMが本編と直結あるいは近接して流れ、視聴者から疑念を持たれる可能性をさらに高めた。
3.こうした事態が起きることを事前に防ぐ役割を担う考査も十分にその役割を果たすことができなかった。
続けて「この3点が相乗的に作用して放送されており、総合的に勘案して、委員会は、放送が民放連の放送基準の第92項(広告放送はコマーシャルとして放送することによって、広告放送であることを明らかにしなければならない※編集部注)および「留意事項」に反しており、放送倫理違反があったと判断した」と結論付け、結んだ。