■『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(27日/さいたまスーパーアリーナ)
第12試合
◯秋元強真 ― X赤田功輝
1ラウンド2分57秒 リアネイキッドチョーク

 カルシャガ・ダウトベックの負傷により代役の赤田功輝と対戦した秋元強真が、開始早々から打撃で圧倒し一気に首を絞めあげて、下馬評通りに赤田を退けた。試合後のマイク中に、因縁のあった萩原京平がリングに上がり、一気に対戦ムードが高まった。


 前日計量のフェイスオフでは、頭をぶつけてきた赤田を秋元が突き飛ばし、スタッフが慌てて仲裁に入る乱闘騒ぎとなった。この日はリングサイドで平本蓮が“裏切り者”の赤田をジッと見つめるシーンが会場に映し出されてどよめきが起きるなど、独特の雰囲気に包まれたまま、試合開始のゴングが鳴らされた。

 ストライカーの赤田と向かい合っても打撃で一歩も引かない秋元は、グラウンドでバックポジションを奪うと落ち着いてリアネイキッドチョークに。赤田がタップアウトして秋元が勝ち名乗りを受けた。

 試合後に秋元は「腰抜けの太田(忍)が逃げたにもかかわらず、試合を受けてくれた赤田選手、ありがとうございます」と短期間で試合に臨んだ赤田に感謝。そして「太田には全く興味がないので、いつまでも(朝倉)未来さんに執着してる萩原(京平)選手」と呼びかけたところで萩原がリングに乱入してきた。

 いきなりバチバチの臨戦態勢となり、秋元が「大みそかにダウトベック選手が間に合わなかったら、このザコを相手するんで」と叫ぶと、萩原は仲裁のスタッフを押しのけて詰め寄った。

 なんとか離された両者だが、秋元が「ザコ!」と挑発すると萩原も「お前生意気やな。お前ににカついてんねん!逃げんなよ!」とヒートアップ。会場からは大声援がおきた。
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