俳優の柄本佑が1日、都内で行われた「WHAT IS 20?」オープニングセッションに出席した。

 「WHAT IS 20?」は、サントリー食品インターナショナルとアパレルブランド「CLOUDY」がコラボしたアパレルショップ(8月1日から4日間限定で麻布台ヒルズにオープン)。
そのオープニングセッションとして、山や森に降った雨や雪が天然水として汲み上げられるまでにおよそ「20年」という時間がかかることから、大切な水資源を次世代にも繋いでいくために「20年後の未来を想像する」をコンセプトに、今できることを考えるきっかけを作りたいという想いのもと実施された。

 柄本は『サントリー天然水』のブランドアンバサダーを務めCMにも出演している。壮大なる自然のなかでもCMに柄本は「僕自身大好きなCM。ありがたいことに、このCMを観られた方から『本当に良いCMだね』というお声をいただいてとても嬉しいです」と笑顔を見せる。

 いま飲んでいる水は、約20年前に南アルプスや北アルプスといった山々に降り注いだ雪や雨が、地中深くにしみこみ、何層もの地層を通り地中のミネラルを含み天然水となっている。柄本は「CMの撮影のとき、僕もその話を聞いたのですが、すごくびっくりしました。本当に大地からの贈り物のような気がしていて、1日に飲むお水の1杯の意味合いが変わってきました。新鮮ですね」と語っていた。

 さらに柄本は自らの子どもに思いを馳せ「うちの子も20年経ったら大人になっていますし、その時代にも美味しく変わらず安全な水を飲めていてほしいなと心から思いました」としみじみ。またイベントコンセプトにちなみ「20年後の夢」を聞かれた柄本はフリップに「幸福であること」と記す。

 柄本は「ストレートになっちゃいますが、いま僕は日々のなかで、割と幸福に感じる瞬間が結構あるんです」と語り出すと「例えば子どもの送り迎えをした後に、なんか空を観たら晴れていたときに、すごく幸せな気持ちになったり、幸福ってそこかしこにあるんだなと感じているんです。でもいまの幸福を感じている瞬間を維持していくために、日々を頑張らないといけないんだなと。
1日1日を大事に、20年間続けられたらいいなと思っています」と未来に思いを馳せていた。

 イベントには、サントリー食品インターナショナル・ブランドマーケティング本部・稲垣亜梨沙、NPO CLOUDY代表理事・銅冶勇人も参加した。

取材・撮影:磯部正和
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