9月28日開催の『RIZIN.51』(名古屋・IGアリーナ)の追加対戦カード発表会見が8月1日、都内で行われた。先月27日の『超RIZIN.4』で発表された、王者ホベルト・サトシ・ソウザvs.挑戦者・野村駿太のライト級タイトルマッチは、挑戦者の野村が負傷のため欠場となり、代わって堀江圭功が挑戦者に決定した。

 当初はノンタイトル戦として実施予定だったが、王者のサトシが壇上でマイクを持つと自らタイトル戦を榊原信行CEOに提案し、急きょタイトル戦に変更。思わぬ形で挑戦権を得た堀江も「11年くらい格闘技をやってきて今が一番強い。そのすべてをサトシ選手にぶつけて勝ちたい」と気合を込めた。

 会見後の囲み取材で、榊原CEOは野村の負傷について「状況を聞いて、ちょっと2ヶ月後の試合をやらせるわけにはいかない」と明かし、復帰時期は「大みそかになると思います」と語った。

 また、追加カードとしてBreakingDownで活躍する金田一孝介が初参戦し、DEEPに参戦しているセネガル人ファイターのチャートゥー・バンビロールとの対戦が決定。22年前にPRIDEを見てファイターを志した金田一は「相手はフィジカルが強く厳しい試合になると思う」と覚悟を決めて、念願のリングでの勝利を誓った。

 今大会では同じくBreakingDown出身の冨澤大智も参戦が決定しており(vs.平本丈)、お互いにエールを送り合う場面もあった。

●『RIZIN.51』9月28日(名古屋・IGアリーナ)
【既報カード】
・フェザー級タイトルマッチ
(王者)ラジャブアリ・シェイドゥラエフvs.(挑戦者)ビクター・コレスニック
・バンタム級
佐藤将光vs.ダニー・サバテロ
・フェザー級
高木凌vs.三宅輝砂
・フェザー級
大和哲也vs.奥山貴大
・バンタム級
梅野源治vs.芦澤竜誠
・フライ級
冨澤大智vs.平本丈

【追加カード】
・ライト級タイトルマッチ
(王者)ホベルト・サトシ・ソウザvs.(挑戦者)堀江圭功
・ヘビー級トーナメント決勝戦
マレク・サモチュクvs.アレクサンダー・ソルダトキン
・100キロ契約
金田一孝介vs.チャートゥー・バンビロール
・ライト級
矢地祐介vs.芳賀ビラル海

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