Mrs. GREEN APPLEが26日と27日、神奈川・山下ふ頭特設会場で2日間で計10万人を動員した野外ライブ『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD(フィヨルド)~』を開催。公演で披露された巨大なドローンアートは、ドローンショー専用機体の開発・製造を手がけるドローンショー・ジャパンが手掛けた。


 ライブのクライマックスで、1200機のドローンによる巨大なドローンアート(ドローンショー)が展開された。ライブの最終楽曲「StaRt」の演奏中、ステージ上空に浮上したドローンが、バンドのロゴや「THANK YOU ALL JAM'S」のメッセージを夜空に描き出した。

 同社は、技術的な取り組みについて「野外会場という環境下での安全性を最優先に、綿密な飛行計画と気象条件の監視を行いました」とコメント。また「ライブパフォーマンスとの完璧な同期を実現するため、音響チームとの詳細な打ち合わせを重ね、楽曲の展開に合わせたドローンの動きを設計いたしました」と説明した。

 同社はドローンを用いた航空ショーを国内で早々に取り入れ事業化。ジャパンアニメ&キャラクターのドローンショーフェスティバル「STARDANCE in 横浜・八景島シーパラダイス」や、大阪・関西万博開幕前のPRドローンショー、サッカー、野球、バスケなどのプロスポーツが主催するイベントとのコラボレーションなど、300回を超える実績を持つ。ドローンショー専用機体も自社開発するドローンショー企業となる。
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