5人が舞台に登場すると、会場からは歓声が響いた。
大阪のイメージは笑いだという田中。実際になんばの劇場に足を運んだこともあるそうで「生で見る漫才はすごいスピード感が早いんですよ。あんなことできないとか思いながら見てて。実際に見ると、お客さんが笑うタイミングだったり迫力を感じられて生のライブはすごいなと思いました」と圧倒された様子。
今回の舞台あいさつでも歓声で3人を出迎えた大阪のファンに対して「ほんとにおしゃべりできそうな距離。トークショーできそうな感じですよね。いつでもスタンバってくださってる感じがします」と笑顔で話した。
同作は、太平洋戦争中に実在した一隻の駆逐艦(くちくかん)「雪風」の知られざる史実を背景に、戦中、戦後、さらに現代へとつながる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を壮大なスケールで描く。
■物語
生きて帰り、生きて還す。戦場の海から命を救い続けた、駆逐艦「雪風」の史実に基づく物語。真珠湾奇襲攻撃による日米開戦以降、ミッドウェイ、ガダルカナル、ソロモン、マリアナと、すべての苛烈な戦いを生き抜き、どの戦場でも海に投げ出された多くの仲間たちを救い、必ず共に還ってきた一隻の駆逐艦があった。
ぶつかりながらも、互いに信頼し合っていく2人。そして「雪風」は、ついに日米海軍が雌雄を決するレイテ沖海戦へと向かうことになる…。