本作の撮影は2月に敢行されたという。大変だったことを聞かれると、八木は「クランクアップのシーンは本当に寒くてですね。マイナス6度の中で夜ずっと撮っていて」と極寒だったことを告白。「撮影前に体を温めていこうと思って近くのサウナに行ったんですよ。余計に冷えてしまいました」とおっちょこちょいぶりを明かしつつ、「でもみんなで力を合わせて頑張りました」と振り返った。
また、本作では劇中劇も。八木はその境目が「よくわからなくなりました」と共に撮影した横田と西垣と共感しあった。横田は「その『ビタスイ』(劇中劇)撮ってるときもめっちゃ寒くて、白い息が出てました」と寒さと戦いながらの撮影は度々あったと明かした。
福本は「マイナス6度のときは、ラーメンの差し入れを(八木と)2人でしたんですけど、そのラーメンもおいしかったですし、間で豚汁を作ってくださって。山の上で食べる豚汁はもう染みました」と極寒の中の温かなひとときの存在も笑顔で明かした。
本作は、『別冊フレンド』(講談社)で連載中の餡蜜による同名漫画が原作。物語は、スター街道を駆け上がる若手俳優・昴(八木)と、その幼なじみである女子高生・千明(福本)を中心に展開する。