先日都内で行われた「ミステリー・バスツアー」イベントの舞台あいさつの様子も収録。菅野が「怖すぎワロタ」、赤楚が「怖かったですよね!?」と観客に語りかける姿が冒頭に登場する。
映像ではすでに話題となっている「首吊り屋敷」や「赤い服の女」など不穏なシーンに加え、新たな“戦慄カット”も公開。漆黒の森の中、木の高所から突如現れる異様な“真っ白な手足”──その不自然な長さと動きに、観る者は思わず声を上げるだろう。
また映像の終盤では、主人公・千紘(菅野)が「ふざけんな!!」と絶叫しながら祠を荒らす姿も初披露。彼女と小沢(赤楚)の身に一体何が起きたのか――その答えは、すべて劇場で明かされる。
“場所”そのものが恐怖の源となる、新感覚の場所ミステリー。猛暑が続くこの夏、背筋を凍らせる体験を求めて、禁忌の地・近畿へ足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
本作は、作家の背筋が2023年1月にWeb小説サイト「カクヨム」で連載を開始し、読者たちの間で考察合戦が繰り広げられ、同年8月に単行本化されと全国の書店でベストセラー棚を席巻。『このホラーがすごい!2024年版』では第1位を獲得した同名小説を、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』など数々の怪奇映画で知られる白石晃士監督が映画化。原作者の背筋も脚本協力として制作に参加している。