まず赤楚は、笑顔で両手を振る仕草をみせると菅野は「伝わりましたかねぇ」とニヤリ。赤楚は「やっぱり衝撃の瞬間。え、まさかの?あそこは怖かったです。なにも音もなにもない止まっている時間が気持ち悪くて。怖いですし恐ろしいシーンです」と紹介した。一方、菅野は真顔で両手を挙げなにかにぶらさがるよう仕草をみせた。
これに関連して菅野は「あそこ(このシーンを撮影した場所)は本物の心霊スポットだったんです。有名な場所だったみたい。撮影しているとき中学生の男の子が肝試しにきたり。真に迫るような場所でして、私と赤楚さんは見えなかったんですけど『緑の人がずっといる』って言ってる人もいた」と振り返る。
赤楚も「そのシーンの撮影中にシーバーいつもつけてくるんですけどカメラマンさんが『ちょいちょい、女の人の声が聞こえる』と言っていて。え、本番中に聞こえるってどういうこと」と恐怖。
同作はWeb小説サイト・カクヨムで反響を呼び、単行本化された背筋氏による小説が原作。菅野と赤楚をW主演に迎え、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』を手掛けた白石氏が監督を務める。
物語の発端は、あるオカルト雑誌編集者の失踪。彼が消息を絶つ直前まで調査していたのは、幼女失踪や中学生の集団ヒステリー、都市伝説、心霊スポットでの配信騒動など数々の未解決事件だった。彼の行方を追う同僚・小沢(赤楚)とオカルトライター・千紘(菅野)は、次第にそれらが“近畿地方のある場所”につながっていたという恐るべき事実にたどり着く。