世界的ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』が、8月29日から全国公開される。本作で、新たな“ベスト・キッド”を導くミスター・ハン役を再び演じるジャッキー・チェンの来日が決定した。

 公開初日の29日と翌30日の2日間で、計11回の舞台あいさつに登壇予定。ハリウッド俳優による初日舞台あいさつとしては、日本最多となる。ジャッキーが日本で初日舞台あいさつを行うのは、1995年の『レッド・ブロンクス』以来、30年ぶり。

 30日午後5時からTOHOシネマズ日比谷で予定されている舞台あいさつでは、カンフーの型を決めながら手形を押す「カンフー手形」に挑戦する。過去に日本で2度手形を残しており、今回は3度目。昭和・平成・令和の3時代にわたり日比谷で手形を残すハリウッド俳優は、ジャッキーが唯一となる見込みだ。

 『ベスト・キッド』シリーズは、1984年のオリジナル版(日本公開は1985年)が世界中で大ヒット。いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人ミヤギ先生(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、独特な修行を通じて心身ともに成長し、空手大会で因縁の相手に勝利する感動作として知られる。2010年には、ジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーはカンフーの達人として登場した。

 本作では、2010年版でカンフーの師匠役を務めたジャッキーと、オリジナル版で主人公ダニエルを演じたマッチオの共演が実現。シリーズの歴史をたどるレガシー映像も公開されている。

 映像では、1984年のオリジナル版から始まった物語の系譜が、時を超えて現代へと受け継がれる様子を描写。ジャッキー演じるミスター・ハンの「人生に失望した時、立ち直れるかは自分次第だ」という言葉や、ダニエルが空手を通して弱さと向き合い成長する姿、そしてミヤギ先生の名言の数々が収められている。ミヤギの教えは、世代を超えて多くの人々の心に息づいていることが伝わってくる。

 さらに、カンフーの師を演じるジャッキーの言葉通り、カンフーと空手という異なる武術が交わり、今作で“二本の枝が一本になる”。映像の最後では、新たな“ベスト・キッド”であるリー(ベン・ウォン)が「皆の魂を継いで勝ってみせる」と宣言。レジェンズから受け継がれた想いを胸に、継承者としての道を歩み始める。ここから、新たな“レジェンド”の物語が幕を開ける。

■舞台あいさつ概要

日程:8月29日(金)、30日(土)
登壇者:ジャッキー・チェン(予定・敬称略)
場所:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場/TOHOシネマズ 日本橋/TOHOシネマズ 新宿/TOHOシネマズ 六本木ヒルズ/TOHOシネマズ 日比谷 計5劇場、全11回
チケット販売方法:チケットぴあ
先行抽選販売・プレリザーブ申込受付期間:8月8日午前8時~8月21日午前11時
チケット料金:2500円(税込)均一
※プレミアボックスシートほか、一部追加料金あり
※別途各種手数料あり

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