■2人の弟たちにとって、年の離れた姉は『大好き』がいっぱい詰まった存在
――年の差きょうだいの微笑ましい日常を捉えた動画『高校生の姉が帰宅して嬉しすぎる弟たち』に299万再生もの反響がありました。まずは撮影された当時の状況についてうかがえますか。
「いつも19時には寝室にいる長男と次男。この日はたまたま、18時半頃に長女から『もう着くよー』という電話があり、お風呂上がりにそれを聞いた弟たちは大興奮で、『もう来るかな?』とワクワクしながら待ち伏せしていました。ニコニコ顔で待つ長男の姿がとても可愛らしく、印象的でしたね」
――玄関先でそわそわしながら待っているご様子、とても微笑ましかったです! 今回の弟さんたちの姿は、長女さんの帰宅時によく見られるものなのでしょうか?
「普段は長女の帰宅時間に弟たちが起きていることが少ないので、ここまでの大歓迎ぶりはめったに見られません。なかなかタイミングが合わない分、この日は再会の嬉しさが3人からあふれ出ていたのだと思います」
――年の離れたお姉さんのことが大好きな弟さんたち。その「ねぇね大好きっぷり」が伝わるエピソードがありましたら、ぜひお聞かせください。
「息子たちの『ねぇね大好きっぷり』は、日常のちょっとした場面で感じることが多いですね。例えば長女がダンスの練習をはじめると、弟たちもすぐに後ろで真似っ子をはじめます。動きだけでなく表情までそっくり真似るので、『ねぇねみたいになりたい!』と思っているのかもしれません。
――弟さんたちの間で、お姉さんの取り合いになってしまいそうです…。
「家族で外食するとき、いつも長男が長女の隣に座りたがるので、席決めで争奪戦になることがありますね(笑)。息子たちにとって姉は『優しくて、可愛くて、ちょっと大人な存在』なので、一緒に過ごせる時間が特別なようです」
■家族に無償の愛を注いでくれる長女 その存在で何度も救われてきた日々
――ママから見て弟さんたちは、お姉さんのどんなところが一番好きだと思いますか?
「泣いているとすぐに駆けつけてくれて、困っていたら自然と手を差し伸べてくれる…ずっと味方でいてくれるところが、大好きなんだと思います。息子たちにとって姉は『大好き』がいっぱい詰まった存在なのではないでしょうか。一緒にいるだけで嬉しくて、見つけると笑顔になっちゃう…そんな『特別な存在』だと思います」
――年の差きょうだいの「相思相愛な日常」を投稿されるなか、ママから長女さんへの感謝のメッセージを数多く拝見しました。改めて、長女さんへの想いをうかがえますか。
「私にとって長女は初めて授かった子どもで、ひとりの娘として愛おしく大切な存在です。思春期で自分の時間も大切なはずなのに、毎日のように弟たちの相手をしてくれたり、私がバタバタしていると何も言わずに助けてくれたり…その存在に何度も、何度も救われてきました。そんな長女の『当たり前』に見える日々の優しさや愛情がどれだけ尊いかを残しておきたくて、ほんの一部ですが動画や投稿として記録しています」
――長女さんの優しさや愛情は、どう培われてきたものだと思いますか?
「小さな頃から家族や周囲のたくさんの愛に包まれて育った子だからこそ、いま自然と弟たちに愛情を注げているのだと思います。私にとって長女は、愛を受け取る力も、与える力も持った本当に尊い存在です。これからも、彼女の歩む道を心から応援したいですし、ずっと『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えていきたいです」