◆「思わぬ光景に感激」息子の子守りをしてくれていたハスキー犬に驚き
――息子さんの子守りをするシベリアンハスキーのるかちゃんが、「癒しの世界」「愛を感じる」「穏やかな時間が流れている」などと話題になりました。当時の状況を教えてください。
「私は家事をするため、育休中の夫に息子とるかを任せて洗濯をしていました。洗濯が終わり、『どうしているかな?』とリビングを覗いたら、まるでるかが息子をあやしているかのように寄り添っていて、急いで動画を撮りました。息子が生まれてから、いずれるかと仲良く遊んでくれるようになったらいいなと思っていたので、思わぬ光景に感激しました」
――るかちゃんが息子さんと初めて対面したときは、どのような反応だったのでしょうか?
「最初は、初めて対面する新生児に大興奮で、るかもどう接したらいいのかわからない様子でした。とにかくすごく匂いを嗅いで、あとを付け回していました」
――息子さんとるかちゃんが、ここまで仲良くなるまでの過程や出来事を教えてください。
「私たちは特に何もしていないのですが、るかが落ち着いている時は、匂いを嗅がせてあげたり、少しずつ接する機会を設けてあげたりしていました」
――現在の関係性は、どういった感じですか?
「いまは姉弟というより、母親の代わりのように接してくれています。息子は最近ずり這いも始まり、自らるかのほうに近寄り、るかの手や脚を触りますが、るかは嫌がらずにその場で伏せてくれます」
――ふたりの普段の様子は?
「普段のるかは、お友達のワンコと遊ぶのが大好きで元気いっぱい。食欲も旺盛でなんでもよく食べます。決して温厚とはいえず、どちらかというとわんぱくです。一方、息子に対しては温厚でとてもやさしく、私もびっくりしています」
◆息子を優しく見守るハスキー犬に感謝「出産前と変わらず休日を過ごす大切な家族」
――シベリアンハスキーは、凛々しくワイルドな見た目とは異なり、人や犬が大好きで、とても穏やかな性格と言われています。
「高さのあるベビーベッドは必須でした。寝かせる時はもちろん、寝返りが始まるまで、日中はベビーベッドにいてもらい、るかに踏まれたり飛びつかれたりしないように注意していました。いまは寝返りやずり這いも始まったので、大人が見ている時のみ、床でるかと一緒に過ごしています」
――かなり注意をされていますね。
「どうしても目を離す時は、ベビーベッドにいてもらうか、息子は歩行器に乗せて一緒に移動します。また、るかが興奮して遊びたいモードになった時は、息子と部屋を離しています」
――動物と生活する中で、大切にしていることはありますか?
「どちらも大切な家族なので、息子ばかりになってしまわないよう、るかにもたくさんかまってあげるようにしています。週末は同じハスキーのお友達とドッグランに行ったり、公園で思いっきり走らせてあげたりと、出産前と変わらない休日を過ごしています」
――幸せを感じる瞬間は?
「初めは仲良く過ごせるか不安でしたが、毎日息子にやさしく接してくれるるかの姿を見て、逆に私がふたりから幸せな気持ちにさせてもらっています」