アグネスは「母に100歳まで生きてほしいという願いだったので、それが本当に達成できて偉いなと思った。さみしいけど、それをきっかけに人生振り返ることができました」と回顧しつつ「もう私は子どもじゃないけど、また甘えたい気持ちもある」と素直な思いも明かしていた。
また、誕生日当時の予定を聞かれたアグネスは「実はまだ母の埋葬をしていないんです。いい日を選ばないといけないんですけど、選ばれたのが8月20日なんです」と打ち明け、「その夜は親戚を集めて、ご飯を食べます」と話す。
その日に決まった際には周囲から抵抗がないか聞かれたそうだが「私はむしろすごくうれしくて。母と縁があるなと思って、母が土に還る日と私の誕生日が同じ日で一生忘れないと思います」とほほ笑んだ。
本書は70歳を前に、ずっと心も体もしなやかでいるための45のヒントを記した、アグネスの「枯れない」秘密に迫る一冊となっている。