亮は「若いころに乗りたくても乗れなかった車を所有したい」という思いから、同チャンネルでこれまでに5台の旧車を購入し、それぞれの走りを楽しんできた。昨年公開された動画で、検討していた初代トヨタ『MR2』の購入。気に入っていた様子だったが、5月に『車購入旅』の再開を宣言し、再び中古車販売店を巡り始めた。
大阪・松原の中古車販売店で愛車候補を見た亮だったが、現在レストア中のもう1台の愛車、ダットサン『ブルーバード』(510型)の状況を見に行くことに。預けていた車屋の社長に「謝らないといけないことがある」といきなり切り出され、「すいません。そんなに進んでおりません」と正直に告白。
レストア作業中に、ブレーキオイル漏れが出たことで、塗装がめくれ、なんとか対応しているが、シャフトが固すぎて抜けないなどのトラブルが生じていることを伝えた。そのうえで、完璧に直すには、エンジンを下ろしたほうがいいと助言。だが亮は、現状を把握したうえで、エンジンを下ろさずに、なんとかしてもらう方向を願い、スタッフも同意した。そして、その後も、細かく同車を見て回り、状況を確認した。
同チャンネルでよく言われる“必壊”(旧車は必ず壊れるものという考え方)を意識しながら、レストアでどこまで仕上げるか、職人と顧客のセンスや予算とどう折り合いをつけるか。その話し合いの重要性を考えさせた。