俳優キアヌ・リーブスが主演してきた人気シリーズ「ジョン・ウィック」のスピンオフ最新作『バレリーナ:The World of John Wick』(8月22日公開)より、アナ・デ・アルマス演じる本作の主人公イヴが魅せるキル・スキルを紹介する特別映像が到着した。

 本作はシリーズ第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)と同時期の時間軸で描かれ、暗殺者養成組織ルスカ・ロマで育った新たな主人公イヴの復讐劇が展開される。リーブスは5度目となるジョン・ウィック役で出演する。

 イヴは幼少期に父を殺され、ジョン・ウィックの古巣でもある暗殺者養成組織、ルスカ・ロマで12年間の過酷な訓練を経て殺し屋としてデビュー。しかし、ジョンのような防弾スーツや武器庫などの装備は持たないが、機転を利かせた戦法で無数に現れる刺客たちに立ち向かう。

 まず見せてくれるのは、殺し屋デビュー戦で最初の保護対象・カトラ(スヨン)を守るべく、「ジョン・ウィック」シリーズの伝承技である、銃撃と体術を組み合わせた「ガン・フー」を披露。ドレスをはためかせ相手の急所を確実に撃ち抜く姿はまるでダンスシークエンスのようだ。

 劇中では、火薬を用いた「BOMB・フー」、スケート靴を鎖鎌のように操る「靴・フー」、厨房で皿を武器に戦う「皿・フー」など多様な技が披露される。特に火炎放射器を用いた「炎・フー」では、イヴが多数の敵を一瞬で倒す場面も盛り込まれている。

 アナ・デ・アルマスは同シーンについて「火炎放射器だけで106人を倒している」とコメント。シリーズ第1作『ジョン・ウィック』(2014年)の“キルカウント”を上回る数になることが示唆されている。

 果たしてイヴはどれほどの敵を倒すのか。シリーズの伝統を受け継ぎつつ新たな主人公を描く本作は、大スクリーンでの鑑賞にふさわしい迫力を備えている。

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