俳優の松平健、檀れい、ものまねタレントのコロッケ、タレントの久本雅美が18日、都内で行われた舞台『大逆転!戦国武将誉賑(せんごくかーにばる)』の製作発表会見に参加した。

 「大逆転!」シリーズ第2弾。
コロッケ&久本は夫婦役となる。コロッケは「頼りにしています。私がせりふを忘れた時も全部カバーしてくれますので。本番でも注意をされたことによって、思い出したりとか。身を任せてます。一緒にやれることが光栄ですし、安心です」と笑顔。久本は、今でもものまねで時代の最先端を走り続けるコロッケへのリスペクトを語りつつ「私は自分のせりふとコロッケさんのせりふも覚えないといけないという(笑)。せりふ覚えが本当に悪いです」と苦笑いでバラした。

 舞台上でコロッケは「突然、白くなって、パッとせりふが飛ぶ」そうで「そうすると『また忘れた?』という、せりふにないせりふが入るんです」と感謝。久本は「ひどい時は健さんのせいにした」と暴露する。自身がせりふを忘れたにも関わらずコロッケは「相手をじっと見る」ことで責任を転嫁するという。前作では松平も被害者に。
コロッケは「本当に申し訳ございませんでした」と公開謝罪し、松平は広い心で受け入れていた。久本は「反省しなさいよ!」と注意し、コロッケは「今度はちゃんと覚えるように今から台本を見ています」と約束していた。

 松平、コロッケ、久本、檀といったエンターテイメント界を代表する4座長と、細川徹氏の再タッグが実現。笑いあり、涙あり、サンバあり、何でもありな、ありとあらゆるエンターテイメントを詰め込み大好評となった『大逆転!大江戸桜誉賑(おおえどかーにばる)』(2023年3月)に続く、「大逆転!」シリーズ第2弾となる。今回は、戦国時代を舞台に松平演じる織田信長と檀演じる妻のお濃、コロッケ演じる豊臣秀吉と久本演じる妻のねね、戦国時代を象徴する2人の武将と妻たち、そして個性豊かな登場人物によるエンターテイメントとなる。

 松平は「織田信長役。今までにない迫力のある役で頑張りたいと思います」と意気込み。コロッケは「豊臣秀吉役のコロッケです。歴史上の人物をやらせていただくのは、ほとんど初めてでございます。久本さんが奥さん役。どういう形になるのか。まだけいこに入っておりません。
かなりけいこで弾けることとなると思うので、今までに見たことのない秀吉役を」と力を込めた。久本は「2年ぶりに松平健さん、檀れいさん、コロッケさんと豚に立てることがうれしくて光栄に思っています。歴史上の人物、ねねをやるのは初めて。笑いの部分でコロッケさんと盛り上げようと思っていたんですけど、意外や意外、松平健さん、檀れいさんのシーンがかなり面白くて。台本を読んでひっくり返って笑いました。4人の化学反応をどう見ていただけるのか、しっかりけいこして最高のエンターテイメントをやらせていただきたい」とする。檀は「大逆転!シリーズで2年前に松平健さん、コロッケさん、久本雅美さんと一緒に舞台に立たせていただいた。本当に毎日が楽しくて。おけいこ場から大笑いしておりました。再び集結。見に来てくださった皆さんが楽しんでいただけるような舞台にしたいと思っております」とにこやかに話していた。

 東京公演は、9月20日から10月19日まで明治座で、大阪公演は、11月8日から24日まで新歌舞伎座で上演される。
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