オダギリジョーが18日、都内で行われた自身が脚本・監督・編集・出演を務める映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の完成記念上映会の舞台あいさつに登壇した。

 この日は池松壮亮、麻生久美子、永瀬正敏、佐藤浩市も参加。
晴れの日を迎え、オダギリ監督は「本当にたくさんの方に来ていただき、うれしい限りです」としみじみ語ると「気合いを入れて旗を作ってきたんですよ。6万円です」と自身の身長と縦幅が同サイズの巨大フラッグをお披露目した。

 そしてオダギリ監督は「6万円、どうですか?そのぐらいだろって感じですよね」とキャスト陣に確認すると、麻生は「高い」とばっさり。「世界に1枚だからね」とオダギリ監督は希少性をアピールしながら「さっき、浩市さんから『高いな』って詰められた」と苦笑い。佐藤は「その(旗に使われている)写真を撮ったのが永瀬。永瀬はいくらもらったの?」と水を向けると、永瀬は「さすがに6万円とは言えないですよね」と笑っていた。キャスト陣のバックアップもあって完成したことが伺え、オダギリ監督は「ありがとうございます」と改めて感謝していた。

 本作は、2021年にNHKで放送されたドラマの続編となる劇場版。狭間県警の鑑識課に属する警察官・青葉一平と、その相棒である“警察犬”オリバーが、次々と発生する不可解な事件に挑んでいくストーリー。しかし、一平に見えているオリバーは、酒と煙草と女が大好きな、着ぐるみ姿のおじさん。そんなオリバーが、時に鋭い洞察とメタ発言で事件解決を導いてくれる頼れる(?)相棒となる。
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