今作は原浩氏による第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作の同名作品を実写映画化。ある日久喜雄司(水上)の元に、かつて戦死したはずの祖父の兄・貞市が書いたという謎の日記が届くところから始まる。“火喰鳥、喰いたい”という生への執着が記されたその日記を読んだ日を境に、雄司と妻の夕里子(山下)の周囲では、不可解な出来事が頻発するようになる。
浴衣のカラーは作品をイメージしたものだそうで山下が代表して「“火喰鳥”のトサカの部分が黒、顔の部分は青色、のどだれが赤ということで、みんなで浴衣の色をそろえて“火喰鳥”を表現しました。集団技です!6人そろって火喰鳥です!」と説明した。
今作で映画単独初主演の水上は、「それぞれのキャラクターを立たせていくために、僕がひたすらどんなリアクションをしていくのかが大事でした。野球もやっていたので、キャッチャーになれるのかなと今回すごく楽しみにしていましたし、刺激的な時間を過ごすことができました」と語っていた。
イベントの最後には、本作のモチーフになっている“火喰鳥”の巨大オブジェも登場。キャスト陣はその大きさと迫力に驚くとともに、水上は「どこにお金かけてるんですか!(笑)。すげ~!」と笑っていた。