JR西日本SC開発は26日、大阪駅直結のファッションビル・ルクア大阪の新館となる「LUCUA SOUTH(ルクア サウス)」を発表した。現在、大丸梅田店などが入居するサウスゲートビルディングを大規模リニューアルし、2026年4月初旬に開業する。


 サウスゲートビルディングの10~15階を「ルクア サウス」とする。名称には、「JR大阪駅南エリアの顔・象徴となること」「南の空に昇りふりそそぐ太陽のように、すべてのお客様に開かれた明るい場所でありたい」という想いを込めた。これにより、ルクア大阪は「ルクア」「ルクア イーレ」「ルクア サウス」の3館体制となる。

 「ルクア サウス」の店舗面積は約1万6000平方メートル、延床面積は約3万3000平方メートル。

 「これまでルクア大阪で提供できていなかった新たなコンテンツを充実させることで、既存のお客様の回遊性を高めるとともに、地域の皆さまにとっても“初めてルクアを訪れるきっかけ”となるような場を目指します。リアルならではの体験価値の向上を図りながら、『ココロ。くすぐる。』というルクア大阪のブランドコンセプトのもと、高感度で洗練されたライフスタイルを絶え間なく提供し、ルクア大阪ならではのショッピングの魅力をさらに高めてまいります。また、万博で生まれた熱気や関心を未来へとつなぎ、商業・文化・体験を通じて地域の魅力を高める役割を担ってまいります」とする。

 ゾーンとしては「LUCUA キャラクターズワールド」「LUCUA SOUTH DINING」などを設定する。「LUCUA キャラクターズワールド」は10~13階の4層(約1万2500平方メートル)となり、現在のルクア大阪で面積的な制約から限定的な展開にとどまっている「キャラクター/ポップカルチャー」や「アミューズメント」コンテンツを充実させる。「現在も大丸梅田店で人気を博している『ポケモンセンターオーサカ』や『ニンテンドーオオサカ』『NE PIECE 麦わらストア』など、国内外で高い人気・知名度を誇るコンテンツが一堂に会する、国内最大級のキャラクターゾーンを展開してまいります」と予告した。


 14~15階は「LUCUA SOUTH DINING」となり、幅広いニーズ/シーンに対応するレストランフロアを展開する。「14階は、現在も大丸梅田店において幅広い層からご支持・ご利用頂いている11店舗が営業継続することに加え、魅力的な新規店舗も複数出店。また、15階では、現在の大丸梅田店の催事場を飲食店に改装。ファミリー層を中心に、幅広い層がご利用しやすい飲食店が出店いたします」とした。大丸梅田店で営業中の店舗も継続出店する。

 2026年4月初旬の開業は一部店舗となり、約1年6ヶ月を掛けて段階的に開業を進める。2026年秋頃にLUCUA キャラクターズワールド」の全面開業、2027年秋頃には「LUCUA SOUTH DINING」の全面開業も予定する。

■「LUCUA キャラクターズワールド」
現在の「ルクア大阪」では、面積的な制約から限定的な展開に留まっている「キャラクター/ポップカルチャー」、「アミューズメント」コンテンツを10~13階の4層(約12,500平方メートル )で展開いたします。現在も大丸梅田店で人気を博している「ポケモンセンターオーサカ」や「ニンテンドーオオサカ」「ONE PIECE 麦わらストア」など、国内外で高い人気・知名度を誇るコンテンツが一堂に会する、国内最大級のキャラクターゾーンを展開してまいります。

■「LUCUA SOUTH DINING」
14階、15階ではデイリー使いから特別な日まで、幅広いニーズ・利用シーンに応えるレストランゾーンを展開いたします。14階は、現在も大丸梅田店において幅広い層からご支持・ご利用頂いている11店舗が営業継続することに加え、魅力的な新規店舗も複数出店。また、15階では、現在の大丸梅田店の催事場を飲食店に改装。
ファミリー層を中心に、幅広い層がご利用しやすい飲食店が出店いたします。
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