今回、落札されたカードは、『2007-08 Upper Deck Exquisite Collection Dual Logoman Autographs Jordan & Bryant card』で、マイケル・ジョーダンとコービー・ブライアントの2人のサインが入っているのに加え、カードの両端には両選手の写真がプリントされ、それぞれのユニホームのNBAロゴパッチも収められている。
ジョーダンとブライアントを組み合わせた1枚限り限定のカードで、「アッパーデッキ・エクスクイジット・コレクションのデュアル・ロゴマン」シリーズの中でも最も人気のあるカードですが、ジョーダン氏のロゴパッチがNBA50周年を記念した1996-97年シーズンのゴールドバージョンであることと、2020年にブライアント氏が不慮の事故で亡くなったことから、今後もこのカードが唯一無二のアイテムとなる点も高額落札に繋がった要因となった。
ヘリテージ・オークションズのスポーツ・オークションは、世界中のコレクターから高い評価を得ており、これまでも野球やバスケットボールなどのスポーツの記念品やカードがたびたび高額で取引されている。記憶に新しいところでは、今年3月に開催された「Spring Sports Card Catalog Auction」で、『2024 Topps 50/50 大谷翔平 ダイナスティブラックカード(直筆サイン入り)』 (Topps社、2024年)が大谷翔平選手のトレーディングカード史上最高額の1,067,500ドル(約1億6,130万円)で落札された。
ヘリテージ・オークションズは、1年を通して複数のスポーツオークションを実施しており、今後も世界的に著名なコレクションの出品が見込まれている。直近では、2025年10月10日~12日に開催される「Fall Sports Catalog Auction #50080」が予定されている。