昨年10月に誕生した新たなバレーボール国内リーグ「大同生命SV.LEAGUE」。その初のドキュメンタリー映画『Awesome SVリーグを闘った四人の記録』(9月12日より3週間限定公開)の予告編が、このたび解禁された。

 ナレーションを務めるのは、かつてバレーボール部に所属していた経験を持ち、自他ともに認めるバレーボールファンの俳優・高橋文哉。本作で、彼は初めてドキュメンタリー映画のナレーションに挑戦している。

 本作では、SV.LEAGUE MENに所属する4選手――高橋藍(※高=はしごだか/サントリーサンバーズ大阪)、関田誠大(ジェイテクトSTINGS愛知/※2024-2025シーズン当時)、西田有志(大阪ブルテオン)、柳田将洋(東京グレートベアーズ)に独占インタビューを実施。

 レギュラーシーズンを勝ち抜き、チャンピオンシップへと進んだ激闘の記録を中心に、彼らが舞台裏で抱えていた葛藤やプレッシャー、試合中には見せない素顔が丁寧に描かれる。さらに、プライベートの時間にも密着。自らをリフレッシュさせるさまざまな過ごし方を通じて、来たる新シーズンに向けての思いや決意も映し出している。選手たちの「Awesome(=最高!/かっこいい!/やばい!)」な一面が凝縮された一本となっている。

 ナレーションを担当した高橋は、「素敵な選手の皆さんと共に、ナレーションという形で参加させていただけたことをとても光栄に思います」とコメント。本作を「“最高”を意味する『Awesome』という言葉が本当にぴったりな作品」と称している。

 また、音楽を担当するのはThe Birthday(クハラカズユキ、ヒライハルキ、フジイケンジ)。本作のために書き下ろされた新曲は、オープニング曲「Revolution」とエンディング曲「Silent Movie」の2曲。メンバーのフジイは「久しぶりにバンドが集まって、すぐに叩き台となるラフアレンジを作り、秒で送りました」と制作過程を語る。試合のスピード感や選手たちのエネルギーを受け止めながら生まれた楽曲は、まさに本作の熱量とシンクロする力強い仕上がりとなっている。

■ナレーション:高橋文哉のコメント(全文)

 バレーボールをさらに盛り上げるきっかけになるであろう作品に、素敵な選手の皆さんと共に、ナレーションという形で参加させていただけたことをとても光栄に思います。

 実際に本編を拝見して、展開の速さや、今までに感じたことのないものを感じるという意味での「最高」を意味する『Awesome』がすごく似合う作品だなと思いました。

 ぜひ劇場で観ていただけたらうれしいです。

■音楽:The Birthday フジイケンジのコメント(全文)

 オファーをいただき、喜び勇んでスタジオに入りました。

 夏休みの登校日のような静けさと久しぶりに集まったバンドメンバー。思いがけない大きな仕事に少し舞い上がっていました。

 すぐさま叩き台としてのラフアレンジを作って秒でお送りました。

 その後テンポ感や映像に合わせた構成のリクエストなどあって、またそれを手直しして、何度かやり取りさせていただく中で、どんどん楽曲の力強さが増していくように感じました。

 試合のスピード感や選手が発するエネルギーに圧倒されながら、またそれを吸収して、新たなストーリーを宿していく音楽はとても活き活きとしていました。

 改めて今回のこの思いがけない出会いと関係者の皆様へ感謝申し上げます。ますますこれからのSVリーグ、日本バレーボールから目が離せません。

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