俳優の松岡茉優が30日、都内で行われた劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』公開記念プレミアム舞台あいさつに登壇した。

 ハートの女王役を務める松岡。
役作りについて松岡は「子どもの時から知っているハートの女王を自分がやるなんて、とびっくりした。最初に監督から『ずっとここに暮らしている人だから、首をはねるとか、威圧的にすることに疲れ切って、うんざりしている。だから等身大の松岡さんで』と。りせちゃんとハートの女王の関係性が、(原)菜乃華さんと私の関係性が等分ぐらい」とした。

 特別な役作りについて問われると「赤い肌着を着けて伺いました」と明かし、「どんな肌着かは(舞台あいさつに)ティーンもいらっしゃるので言わないですけど」と意味深な笑顔で話していた。

 イベントには、原菜乃華、マイカ ピュ、戸田恵子、八嶋智人、小野友樹、間宮祥太朗、森川智之、篠原俊哉監督も参加した。

 本作は、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』を原作にした劇場アニメーション。監督を篠原俊哉氏、脚本を柿原優子氏、アニメーション制作をP.A.WORKSが手がける。主人公は、就職活動に悩む不器用な大学生・りせ(CV:原菜乃華)。現実に息苦しさを感じる彼女が迷い込むのは、奇妙で愛おしい魅力あふれる「ワンダーランド」。天真爛漫で好奇心旺盛なアリス(CV:マイカ ピュ)との出会いをきっかけに、不思議の国の住人たちとの物語が繰り広げられる。
編集部おすすめ