夕方が近づくにつれ、味の素スタジアムの空気も徐々に変化していくなか、後半戦の幕開けを飾ったのは三浦大知。生バンドを従えたステージで、圧倒的なパフォーマンスを繰り広げた。「暑いなかこの時間を選んでくれてありがとうございます!」とのコメントからステージがスタート。クラップをあおって「Blizzard」へと突入し、軽やかにステージを動き回る。野外ステージに映える爽快感のあるパフォーマンスで、踊りながらとは思えない芯のある歌声を響かせた。力が抜けているようでいて一切の緩みがない、キレのあるダンスも健在。「能動」のアウトロでは、声とダンスだけで魅せる、三浦ならではのスタイルで観客を引き込んだ。「EXCITE」では客席にタオルが舞い、観客の熱気とともにステージのボルテージも最高潮に。夕暮れ前の屋外というロケーションで、生バンドをバックに繰り広げられる三浦のステージは、まさに贅沢そのものだった。
そして、夏らしい爽やかな衣装で2年連続の出演となるNiziUが登場。2020年にデビューしたNiziUだが、衣装や楽しそうな表情からは今なおフレッシュさがあふれ出す。このフェスにぴったりの「Super Summer」では、彼女たちの笑顔に呼応するようにオーディエンスもヒートアップ。
続いては、2組目のバンドとなるI Don’t Like Mondays.がSHOOTING ACTとして登場。「PAINT」「Shadow」と、海外でも人気を誇るバンドらしいスケール感のあるナンバーを立て続けに披露し、会場の空気を一変させた。新曲「Kiriがないですわ」では、大人のバンドグルーヴで観客を魅了した。
そして登場したのは、韓国のガールズグループITZYのリーダーを務め、3月にソロデビューを果たしたYEJI。実力派ぞろいのITZYの中でも高いパフォーマンススキルを誇る彼女は、“第4世代トップパフォーマー”とも称される存在。この日は、日本での初ソロステージのために制作したというスペシャルなイントロからスタート。8人のダンサーに囲まれて姿を現すと、大きな歓声が巻き起こった。ソロ曲「Air」を日本で初披露し、さらに「Can't Stop Me, No」も世界初披露。曲の終わりには毎回、激しく息を切らすほどの力強いパフォーマンスで観客を圧倒した。
YOSHIKIのプロデュースで話題の美麗 -Bi-ray-は、SHOOTING ACTとして登場。YOSHIKIも惚れ込んだ歌唱力を存分に披露した。デビュー曲「Butterfly」と新曲「Your Jealousy」を披露し、4人それぞれの個性豊かな美しい歌声が、日が沈みゆく空に響きわたり、幻想的な世界観を演出した。
ここからは、世界的な人気を誇るアーティスト/プロデューサー・ZICOのステージ。DJをバックにひとりステージに立つその姿は、圧倒的な自信とオーラに満ちていた。炎の演出も加わり、一気にそのハードな世界観へと引き込んでいく。「みんなで歌ってください!」というMCに続いて披露されたのは、ミュージックビデオの再生数が1億回を超える代表曲「Any Song」。 「アーユーレディ!?」の掛け声とともに曲が始まると、客席からは大歓声が上がり、ビートに合わせてライト付きのうちわが大きく上下する圧巻の光景が広がった。「Okey Dokey」などの重厚なビートで構築されたナンバーで会場を揺らし、ラストも人気曲「SPOT!」で大盛りあがりのままステージを締めくくった。
平井 大は、夏の夜にぴったりの選曲で会場を魅了。フィドル奏者を含む生グルーヴが心地よいバンドを率いて、代表曲「祈り花」のイントロが流れ出すと、場内は一気に穏やかで優しい空気に包まれた。
『a-nation 2025』はあす31日も開催。超ときめき宣伝部、NCT WISH、GENERATIONS、Da-iCE、TRF、Hey! Say! JUMP、浜崎あゆみなどが出演する。各ステージの模様は同フェスの公式YouTubeチャンネルで生配信される。