ローリング・ストーン誌は「この地での17年ぶりとなる公演で、ついにオアシスがアメリカを征服した」と伝え、ハリウッド・リポーター誌は「魂を揺さぶるエネルギー」、ビルボード誌は「今回の勝者であることは証明された」と評価。シカゴ・サン・タイムズは「ブリットポップ再来を予感させる圧巻のパフォーマンス」と伝え、USAトゥデイは「会場の誰もが“大親友”を見つけたかのような一体感」と表現している。
イースト・ラザフォード公演初日、リアム・ギャラガーは「ここに来るのが大好きなんだ。最高に美しいぜ」と語り、「Don't Look Back in Anger」演奏前にはノエル・ギャラガーが「初めて俺たちのライブを観るってやつはどのくらいいる?」と問いかけたあと、「“この曲を6~7万人のファンと一緒に歌ったらどんな気分だろう?”って考えたことがあるかもしれない。今からその感覚を体験しようじゃないか」と呼びかけた。
ステージの最後、リアムは「このバンドを再び、こんな美しいスタジアムの表舞台に押し上げてくれたことに、心から感謝する。みんなも元気で、安全に、くれぐれもバカどもには気をつけて帰れよ」と観客にメッセージを送った。
ツアーはこのあとロサンゼルスのローズボウル・スタジアムを経て、最終地となるメキシコシティ・GNPセグロス・スタジアムへと続く。
きょう9月4日には、8月16日のダブリン公演から「Wonderwall (Live from Dublin, 16 August ’25)」のライブ音源が新たに配信開始された。これまでに公開された「Slide Away (Live from Cardiff, 4 July ’25)」「Cigarettes & Alcohol (Live from Manchester, 11 July ’25)」「Little by Little (Live from London, 2 August ’25)」「Bring It On Down (Live from Edinburgh, 9 August ’25)」に続く、再結成ツアーからの5曲目のライブ音源となる。
また、キャリア絶頂期である1996年8月11日に開催されたネブワース・パークでの25万人ライブの第2夜が、劇場用4Kデジタルリマスター版『ネブワース1996:DAY2 Sunday 11th August』として、9月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で劇場公開されることも発表されている。
さらに10月3日には、2ndアルバム『モーニング・グローリー(原題:(What’s The Story) Morning Glory?)』の30周年記念デラックス・エディションがリリースされる予定で、5曲の新録アンプラグド・バージョンが収録される。「Acquiesce (Unplugged)」はすでに先行配信されている。
また、日本唯一の公式オンラインストア『Oasis Live ‘25 JAPAN Official Online Store』ではUK本国デザインによるTシャツが販売中。さらに、1994年にオアシス初来日公演が行われた渋谷クラブクアトロがある“聖地”渋谷のMIYASHITA PARKにて、来日記念ポップアップショップの開催も決定している。