お笑いコンビ・
平成ノブシコブシの
吉村崇、パフォーマーのEBIKENこと蛯名健一が7日、都内で行われた国内最大級のコメディフェスティバル『大阪にぎわい創出事業「OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025」』(9月15日から21日の7日間にわたって大阪のSkyシアターMBS、HEP HALL、阪急サン広場の3会場で開催)の取材会を開いた。
『OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025』は、“世界で一番笑える一週間”をテーマに、国内外トップレベルのコメディアン、世界で活躍するプロデューサー、
未来を担うパフォーマーが大阪に一同に集結。
蛯名健一は『アメリカズ・ゴット・タレント シーズン8』で日本人初優勝を果たしたパフォーマーとして知られる。吉村と蛯名は、21日に開催の『JAPAN’S GOT TALENT Presents Superstars Live』(20日も開催)に出演す、吉村は15日に開催の『KOREA COMEDY LIVE in OSAKA』も出演する。
蛯名は“首落ち”パフォーマンスで知られ、『アメリカズ・ゴット・タレント シーズン8』で優勝。世界を知る男となる。一方、吉村も海外進出に活路を見出し、昨年から韓国で2回の公演をやり、今年も10月に台湾で公演をやる予定となっている。日本でやっているコントを口パクでやり、現地の言語を音声で流すスタイルでやったが「7割ぐらいのウケかなと思っていたら、日本よりウケていた。日本じゃあんまりウケないライスなんて韓国でスター級にウケていた。ほかのメンバーの方が活路を見出していたと思います」と明かして笑わせた。
それも不思議じゃないという。蛯名は「アメリカにいる日本人はみんな言っていると思いますけど『日本のお笑いはレベルが高い』と。日本のコントや漫才は絶対にウケると思います。向こうの感性で思いもつかないことをやるからポテンシャルはあると思いますね。
日本のお笑いは世界でも独特なので」と話す。現在は、アキラ100%や
とにかく明るい安村など“裸芸”が海外でも人気を得ているが、吉村は「コント、漫才がウケるはずと思っていたんですよね。コント、漫才がウケなくて、安村だけがウケるライブなんて見たことないので。両方ウケるか、両方スベるしかないので。だから行けると思っていたんですよね」と納得する。また、さらなる“利点”も。吉村は「日本はし烈なんです。1回、
テレビでやったネタは2度とやらなかったりする。スゴい面白いのにもったいないなと思った。再利用じゃないですけど海外でやるのもあり」と力説し、蛯名も「向こうで面白いのが、同じジョークでも何度も笑うんですよね。『こんなのでウケる?』と思ったりしますよ」とオススメしていた。
韓国公演では「ライスのスタイリッシュなコントが受け入れられていた」とし、アフレコスタイルにも自信を得たそう。
吉村は「僕らも誤解していた。海外でやるなら、海外に合わせた方がいいんじゃないかと思っていた。例えば忍者のネタをしても韓国だったりでいろんな人に聞いたら『忍者は知っているけど、なんで物音を立てないように歩いているんですか?』と。忍者は知っているけど、忍者の内容は知らなかった。全く違ったんですよね」とする。海外公演で可能性を感じ、蛯名からも“お墨付き”をもらった吉村は「いつか西回りでアメリカに行けたら」と意気揚々と話していた。
『JAPAN’S GOT TALENT Presents Superstars Live』のオススメを問われると吉村は「
ジェラードン!『
キングオブコント』を足ケガして準決勝を辞退しましたけど。ケガでコントができないなんて、初めて聞きましたよ(笑)。アスリートみたい。そういうのも含めて面白いヤツらですよね」とする。一方の蛯名は「外国から来ているJonathan Rinnyですね。Rolla Bollaというサーカス的な芸なんですけど、日本で受け入れられると思います」とアピールしていた。