今作は、宝島社『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリを受賞した、遠藤かたる氏の『推しの殺人』が原作。
主人公は、大阪で活動する問題山積みの3人組アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバー。3人は“殺人”という罪を犯してしまうが、それを隠蔽してステージに立ち続けようと誓う。次々と襲うピンチ、それぞれが抱える壮絶な過去、そして「未解決連続殺人事件」にも巻き込まれていく。彼女たちに待ち受けるのは栄光か破滅か。人生と命を懸けたスリリングサスペンスとなる。
田辺は“あるトラウマ”をきっかけに感情を失い、ただ流されるように生きている高宮ルイ、横田は感情の揺れが激しくあらゆることにかみつく獰猛なリスのような性格の早川テルマ、林は恵まれた容姿でグループのセンターに抜てきされ、テルマから敵視される沢北イズミを演じる。
増田と城田は、喫茶店でそろってクランクインを迎えた。スタッフから「矢崎恭介役、増田貴久さんです!」と紹介されると、増田が周りを囲むように集まったスタッフたちに何度も礼。続いて城田も「河都潤也役、城田優さんです!」と紹介され、礼で応えると、いよいよ撮影がスタートした。大学からの同級生で同じ音楽サークルの仲間である弁護士の矢崎(増田)と、マーケティング会社社長の河都(城田)を演じる2人。実際にも20年近い付き合いだという2人は、撮影の合間も笑顔で会話を交わし、仲むつまじい様子を見せていた。
撮影の合間、クランクインを迎えた2人がインタビューに応じた。城田が「まっすーとは、高校生ぐらいの時にカラオケに行ったり、昔からよく知ってるんですよ。過去にも同級生役でドラマ共演しているし、今回は5年ぶりぐらいかな。この僕たちのリアルな20年くらいの時間を役でも過ごしている仲なんだよね」と話し出すと、『古見さんは、コミュ症です。』(NHK、2021年)以来4年ぶり、同じ同級生役での再共演であることを互いに懐かしみ、増田は「もうよく知っている仲で、(ドラマでも)仲が良い役の設定なので気持ちが楽に取り組めるなと思っております」、城田は「まっすーとの共演を楽しみにしていたので、クランクインが2人のシーンで緊張もほぐれました」とクランクインを迎えての感想を語った。
続いて撮影で楽しみなことについて問われると、増田は「優くんと差し入れバトルがしたい!」と即答。「よく現場に差し入れが来てます、みたいなのあるじゃないですか、やっぱり戦いだと思うんですよ。増田か城田か、どっちの差し入れの方が刺さったかみたいな」と、2人で匿名の差し入れをし、どちらの差し入れの方が良かったかをトリプル主演の田辺桃子・横田真悠・林芽亜里に判定してもらいたいと話す。それを聞いた城田は「面白い企画考えるじゃん、さすがエンターテイナー!」と快諾した。
一方、城田は「クランクアップまでに、まっすーと久しぶりにご飯に行きたい」とリクエスト。増田も「撮影一緒の日とかにね、行きましょう」と応じた。
場面写真とオフショットも公開された。