今回のコレクションは、忌野さんのデビュー55周年を記念して実施されたもの。音楽だけでなく衣装デザインや油絵など、ビジュアル表現にも広がる忌野さんのクリエイティビティをモチーフとし、残されたアートピースを現代的なファッションに落とし込むことをテーマにしている。8月31日に山梨で行われたフェス『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 30th ANNIVERSARY』は、トリビュートバンド・SWEET LOVER SOULSが本コラボアイテムを衣装として着用し初披露。同バンドのメンバーであるジェットセイヤ(go!go!vanillas)、Reiがモデルを務めたルックも公開された。
キーアイテムとなるのは、Kiyoshiro Patch Boots(7万4800円/2026年1月下旬発売)。忌野さんがステージ衣装として特注したブーツを、当時制作を手がけた老舗靴店エスエーシューズの完全監修の下で復刻。型紙や木型、本人直筆のパッチ柄をもとに再現したほか、glamb独自の解釈として全パーツをブラックで統一したモデルも登場する。
そのほか、リバーシブル仕様でペイント柄とライブフォトをあしらったKiyoshiro Reversible Ska Jumper(3万9600円/12月下旬発売)、ZERRY(ザ・タイマーズで知られる忌野さんに“酷似した”人物)のヘルメットをモチーフにしたTHE TIMERS Military Shirt Jacket(税込3万6300円/12月下旬発売)、油絵の質感を立体的に再現したKiyoshiro Drummers T-Shirt/Kiyoshiro Ebisu T-Shirt(税込9350円/11月中旬発売)が揃う。
特設サイトでは、長年忌野さんと活動をともにしたミュージシャン・梅津和時からのコメントや、『SWEET LOVE SHOWER 2025』でのSWEET LOVER SOULSによるライブフォトも公開中。ブランド設立以来、ザ・ローリング・ストーンズやhide、『ジョジョの奇妙な冒険』などとのコラボレーションを展開してきたglambが、忌野さんの表現世界に新たな光を当てるコレクションとなっている。