『絶対零度』は、2010年からスタートした人気作品で、今作はシリーズ誕生15年のシーズン5にあたる新章。新たな犯罪に挑む姿を新キャストによって描き、新シリーズの舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。
金田が演じるのは、DICT<ディクト>のメンバーで巡査部長の掛川啓(かけがわ・けい)。元公安部・外事警察課の掛川は、中国、ロシアのスパイ活動を監視、摘発する任務に就く。偽装会社への潜入や、「なりすまし捜査」で頭角を現し、どんな状況でも“誰かになりすます”演技力と即応力に長けている。場を和ませる軽口を叩く一方、仕事では冷静で有能さを発揮する。上には調子よく合わせ、下には強く出ることができず、後輩の南方にはなめた態度を取られるなど、歯痒さを感じている。
金田のフジテレビドラマへの出演は『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年/フジテレビ系)以来となり、16年ぶりの月9ドラマレギュラー出演、主演の沢口とは初共演となる。
■金田哲
歴史ある『絶対零度』シリーズに、“まさか自分が”という驚きと感動がありました!年々犯罪のレベルもかなり巧妙になってきていますし、それをどのように警察が追っていくのか、視聴者の方も見ながら勉強になるんじゃないかなと思いました。僕が演じる掛川は、インテリジェンス担当でございますから、あんまり体は鍛えないようにと思っています。主演の沢口さんは小さい頃から拝見させていただいているので、共演できるのは光栄ですね。
昔番組の企画で女装をやった時に、おこがましいですけど、女装姿が沢口さんに似ていたんです…。当時のメイクさんに“沢口さんに似てるね!”って言っていただいたのが非常にうれしかったことを今でも覚えています。皆さん最近の犯罪は複雑化しておりますので、この時代の犯罪をどのように描いていくのか?とにもかくにも見ていただきたいと思います!よろしくお願いします!